局所多汗症と引きこもり生活。

局所多汗症である22歳♀が、辛かった体験談や日常感じる多汗症の辛さをかいています。

小学校時代の辛い思い出

 

 

小学生の頃を振り返ると、

記憶が曖昧になってきているせいか、

汗のことで辛かったことが

あまりなかったように思う。

 

 

とくに1.2年生の時の記憶はほとんどない。

 

 

1個だけあるのが、遠足に行った時。

6年生2人と1年生の3人組になって、

手を繋いで1時間ほど歩かなければいけなかった。

 

 

当時1年生だった私は、

6年生のお兄さんお姉さんと手を繋いだ。

 

 

春の暖かい日。

風が吹いて最初は肌寒かったため

薄手の上着を羽織っていた。

 

 

だけど、歩いているうちに

暑くなり汗をかいてくる。

 

 

次第に手にも汗をかいてきた。

両手は2人の上級生により

しっかりと握られている。

 

 

手の間に汗が溜まるのを感じ

たまらなくなり手を離して服でふいた。

 

 

「汗、かくよね」

お姉さんは笑って言った。

 

 

少し恥ずかしかったが、

当時の純粋な私は

そんなお姉さんを素直に優しいと感じた。

 

 

それから何回も手を離し

自分の服で手の汗をふく…という

行為を繰り返した。

 

 

不快感こそあったものの、

相手への罪悪感や羞恥心といったものは

当時の幼い私はあまり感じていなかった。

 

 

よく考えれば、

自分が6年生になった時に

今度は逆の立場になったはずなんだけど

その時の記憶がない。

 

 

遠足なくなってたのかな。。

 

 

とまぁ、小学校1、2年頃の記憶はこれだけ。

 

 

足汗、脇汗はまだ

あらわれてなかったのかもしれない。

 

 

本格的に苦しみだしたのが、

3年生になって空手を始めてからだと思う。

 

 

初めて参加した稽古で、

緊張して足の裏に汗をかいた。

 

 

床にはブルーのジョイントマットが

敷いてあって、

それが濡れたらすぐ分かる素材だった。

 

 

私が立っていた所には

くっきりと私の足跡がついていた。

 

 

すぐ乾くものではなく、

しばらく残っていた自分の足跡に

すごく恥ずかしい思いをした。

 

 

それから空手の稽古は

私にとって辛いものになった。

 

 

というより、集中が出来なかった。

常に人の視線が気になった。

 

 

「なんであの子あんなに足汗かいてるの」

ヒソヒソとそう言われている、

思われているようで仕方がなかった。

 

 

なるべく足跡がつかないように

足裏を浮かせてみたり、

道着の裾で何回も足汗をふいたりした。

 

 

稽古は、

基本練習→ミット打ち→組手

という流れだったが、

 

 

基本練習が最も辛かった。

1時間の稽古の中の30分間は基本練習のため

その間ずっと同じところで立っている。

 

 

ストレッチから始まり、

突きの稽古、蹴りの稽古。

 

 

突きの時なんかは

特に足の位置をずらさないため

蹴り稽古に入ったときに

 

 

自分でも引くくらい

くっきりと足跡が残っていた。

 

 

後ろの子や後ろの保護者、回ってきた先生に

見られてしまう…恥ずかしい…

 

 

 

とてもじゃないけど

稽古に集中出来なかった。

 

 

ずっと立っていると汗の逃げ場が

ないもんだから、

最初に蹴りをするときに

 

 

冗談抜きで前の子に

足裏の汗が飛び散ってしまう。

(滴るほど汗をかくため。)

 

 

蹴りをする前は絶対に

道着の裾で足をふいていた。

 

 

ようやく基本練習が終わり、

ミット打ちをするために

レガース(すねを保護するもの)をつける。

 

 

(拳サポーターも持ってはいたが、

拳が握りにくくなるのであまりつけなかった。)

 

 

装着している間、

ふと自分のいた場所を見ると

遠くからでもはっきりと足跡が見える。

 

 

たまらなく恥ずかしくなる。

なんで皆はかかないんだろう。

自分が嫌になった。

 

 

ミット打ちは、

先輩が前でミットを持ち

その後ろに3~4人ほど並び

順番にミットを突いたり蹴ったりしていく。

 

 

このミット打ちは一番好きだった。

 

 

なぜなら、

同じ場所にたっている時間が短く、

またレガースを付けているため

足汗が少しだけカモフラージュできる。

 

 

しかも、装着しているところの

汗の方がたくさんかいてくるので

足裏の意識が薄れる。

 

 

基本練習の時についた足跡も

次第に消え、

ミット打ちではほとんど足跡はつかないため、

この時点で稽古中の足汗問題はクリア。

 

 

ミット打ちを終えたら、組手。

これはほとんど動いているから

足跡はつかない。

 

 

足裏に空気が触れるため、

何人かと組手した後は少し汗も乾いている。

 

 

しかも、その頃には

全身に汗をかいているから

もうそんなに気にならない。

 

 

問題は、手汗。

ほんとに不思議なんだけど、

なんでみんな全身に汗かいても

手のひらに汗かかないの?

 

 

組手のはじめと終わりには

必ずお礼をして相手と握手するから、

これが拷問だった。

 

 

汗をかいてもおかしくない状況だから

そんなに気にしていた人は

いなかったと思うが、

それでも私は人1倍汗をかいていた。

 

 

ふつーにビショビショだから、

道着で帯締め直すふりしたり

相手がよそ見しているすきに拭いたり、

最低限汗を拭って握手していた。

 

 

組手中も、かまえた手が

ふと相手の手とぶつかって、

相手に手を拭かれたことがある。

 

 

あれは傷ついたなぁ。

まぁ、自分が逆の立場でも

拭いてたと思うけど。

 

 

人の汗は気持ち悪いもんね。

 

 

そして、稽古終了となるのだが。

最後、整列したあとに

先生から思わぬ長い話とかあると死亡。

 

 

すっかり足汗を忘れていた頃に、

また逃れられない状況。

 

 

マットに足が密着している。

足裏に意識がいく。

(また足跡ついちゃうじゃん…)

 

 

足裏を裾で拭き拭きしながら、

足跡がくっきりつく前に早く

話が終わらないかと内心ソワソワする。

(顔はまじめに聞いている。話の大半は入ってこない)

 

 

まぁ、ほとんど足跡はついてしまうんだけど、

もう稽古も終わりだし

みんな帰るだけだからいっか…

と割り切って終了。

 

 

そんな恥ずかしくて辛い体験を

しながらも空手は10年続けた。

 

 

今は県外に出てきた事もあって

辞めてしまったんだけど、

また始める勇気はない。

 

 

空手はやりたいんだけど、

最近足汗が前より酷くなっていて

とてもじゃないけど素足でいられない。

 

 

はぁ。。

せめて手汗だけなら、空手またやりたいなぁ。

 

 

空手でのつらい体験は

まだあるので、また書くかも知れません。